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1826 イギリス領海峡植民地の成立

  • 執筆者の写真: 四々縦七
    四々縦七
  • 2022年5月11日
  • 読了時間: 1分

1826年にイギリス東インド会社は、マラッカ海峡に面しているマレー半島のペナン・マラッカとシンガポール島を併せて、イギリス領海峡植民地(Straits Settlements、1826年〜1946年4月1日)を成立させた。


オランダ東インド会社との競争に敗れて一旦はインド植民地の運営に集中したイギリス東インド会社だったが、フランス革命戦争(FRW、1792年4月20日〜1799年11月9日)中のフランスの衛星国家バタヴィア共和国(1795年1月19日〜1806年6月5日)の成立を契機にして、オランダ領東インドに侵攻・占領していた。


ロンドン条約(1814年8月13日)でオランダ領東インドをネーデルラント連合公国(ネーデルラント連合王国(1815年3月16日〜1839年4月19日)の前身)に返還し、英蘭協約(1824年3月17日)でネーデルラント連合王国(1815年3月16日〜1839年4月19日)とイギリスがマレー半島を、オランダがスマトラ島を領有するという形で植民地交換し、そして1826年にイギリス領海峡植民地を成立させて、大清帝国(1616年後金の成立、1644年チャイナ地域の支配開始、1912年2月12日滅亡)との交易の要路であるマラッカ海峡の安全な通航を確立した。


なお、1886年にココス島とクリスマス島が海峡植民地に編入され、1906年にラブアン島が海峡植民地に編入された。また、1942年2月15日には日本軍によってシンガポールが陥落した。

シンガポール共和国の国旗
シンガポール共和国の国旗

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