top of page

1828-1829.9.14 露土戦争, エディルネ条約

  • 執筆者の写真: 四々縦七
    四々縦七
  • 2022年5月9日
  • 読了時間: 1分

ギリシャ独立戦争(1821年3月25日〜1832年8月30日)にイギリス・フランス・ロシアが介入し、1827年10月20日にギリシャのナヴァリノ湾での海戦で、英仏露連合艦隊がオスマン帝国艦隊に勝利(ナヴァリノの海戦)すると、オスマン帝国はロシア船舶のダーダネルス海峡通過を禁じたため、派生してロシアとオスマン帝国の間で戦争が勃発した(露土戦争(1828年〜1829年9月14日))。


ロシアが勝利し、オスマン帝国はギリシャ共和国の独立を認めさせられた。また、オスマン帝国は黒海の東海岸をロシアに割譲し、南コーカサス地方(現在のジョージア・アゼルバイジャン・アルメニア3国の総称)のジョージアとアルメニアにあたる地域におけるロシアの主権を認めた。さらに、バルカン半島について、ドナウ川河口域をロシアに割譲し、モルダヴィア(ルーマニア北東部)とワラキア(ルーマニア南部)をロシアが占領することを認め、セルビアに自治権を与えることを改めて認めた(1829年9月14日エディルネ条約(アドリアノープル条約))。


セルビアに自治権を与えることについては、ブカレスト条約(1812年5月28日、露土戦争(1806年〜1812年5月28日)の講和条約)でオスマン帝国に承認させていたものを、改めて確認した。

イスタンブールのアヤソフィア
イスタンブールのアヤソフィア


Kommentarer


Kommentering har blitt slått av.
記事: Blog2 Post
bottom of page