1871.11.2 スマトラ条約【英蘭交渉】
- 四々縦七
- 2022年7月25日
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1871年11月2日にイギリスとネーデルラント(オランダ)王国(1839年4月19日〜現在)はスマトラ島について改めて協議し、イギリスがアチェ・スルターン国(1496年〜1903年)の独立を支持することを止め、スマトラ島全域をオランダ領東インドの統治下に置くことを承認し、代わりにネーデルラント(オランダ)王国がイギリスにアフリカ・ギニアのオランダ領黄金海岸を割譲することで同意した(スマトラ条約)。
スマトラ条約締結の翌々年1873年には、黒胡椒や石油などの天然資源が豊富なアチェ・スルターン国(1496年〜1903年)領土をオランダ領東インドに組み入れたいネーデルラント(オランダ)王国によって、アチェ戦争(1873年〜1904年)が勃発することになる。
ちなみに、オランダ領黄金海岸を統合したイギリス領黄金海岸(1921年〜1957年3月6日)は、1957年3月6日にガーナとして独立することになる。

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