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1775.4.18 例外①1300年の歴史を誇る極東の独立国 日本🇯🇵#015

  • 執筆者の写真: 四々縦七
    四々縦七
  • 2022年1月4日
  • 読了時間: 2分

ポスト・ナポレオン戦争の時代以降は、イギリス・ロシア・フランス・ドイツ・イタリア・アメリカなどの複数の国民国家の直接・間接の影響を受けて、世界各地で植民地化と国民国家化が進むことになる。そんな世界で、例外的な存在だったのが、日本🇯🇵、エチオピア🇪🇹、タイ(シャム)🇹🇭、リベリア🇱🇷の4カ国であった。


日本は、668年に成立し、世界帝国モンゴルの支配も受けず、その後継国家の襲来(元寇)も撃退した。13世紀に始まった世界帝国モンゴルの支配が及ばなかった地域は西ヨーロッパ諸国と日本だけであり、15世紀に始まった西ヨーロッパ諸国の外洋を超えた侵略も「極東」に位置する日本に及ぶのは最後になり、1775年4月19日に現代世界史が始まってからも独立を保った。


日本が『列強』入りした20世紀前半において、独立を保てていた非白人国家は、日本以外にはタイ王国(1238年〜)、エチオピア帝国(1270年〜1974年9月12日)とリベリア共和国(1847年7月26日〜)の3カ国だけだ。


日本が現代世界史すなわち国民国家のサバイバル・ゲームに登場するのは、1854年3月31日に下田と函館を開港し(日米和親条約)、1858年7月29日に横浜・長崎・新潟・兵庫・函館を開港して(日米修好通商条約)以降のことになる。


現代世界史が『1775年4月19日』にはじまってから、第二次世界大戦(WWⅡ、1939年9月1日〜1945年9月2日)が終わるまでの170年間は、日本の登場前と後で二分されると言っても過言でないほど、7番目にして唯一の非白人列強『日本』が果たした役割は大きかった。


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